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Hirao Kazuhiro

平尾和洋

 

1989年      京都大学工学部建築学科卒業

1992~98年   京都大学工学部建築学教室

1998年      造形工房共同開設 立命館大学助教授

2007年      立命館大学教授

メッセージ

「コミュニケーションとしてのデザイン・プロセス」

都市や建築などの所謂「環境デザイン」形成過程では、デザインされたモノの是非もさることながら、これに関係する人々間の合意形成の在り方が非常に重要となりつつあります。近年、都市計画においては市民参加の重要性が、建築設計においてはユーザーニーズの多様化が度々指摘されているように、これまで作り手側だけで担われていたデザインプロセスが、社会的に開かれたコミュニケーションプロセスへと変革しています。こうした背景を踏まえて、従来のデザイン方法論をベースに、コミュニケーション・ツールの検討や、目的の共有化手法、合意形成の段階設定などの課題について、実践を通して体系化することが目下関心のテーマです。また、海外事例や共有嗜好された都市イメージ研究なども併行して行っています。教育面では、学生諸氏の基礎的デザインスキルの充実に加えて、デザインを通したコミュニケーション能力の向上に寄与したいと考えています。1990年京都大学工学部建築学科卒業。1992年パリ建築大学研修生。京都大学工学研究科助手を経て1998年4月より現職。建築設計・意匠論が専門。

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